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思えば、ここまでの道のりも散々地獄だったのだが、真の地獄は、
俺の中で “あと10km”フラグが立ってからだった。


「あと10kmじゃん!がんばろう!」という思いと、「30km行けたんなら万々歳。無理せずもうリタイアした方がいいぜ。限界だろ?」という思いのシーソーゲームが続く。
しかし、ゆっくり歩くのが精一杯なので、そこからの1kmはこれまでの1kmとは比べ物にならないほど長く苦しく、どんどんと諦めムードが増大していくのを感じながら、でも周りの皆は前へ前へ進んでいくので、その流れの中でただただ歩き続ける、、そんな時間が以降、2時間近く続きます。
痛みが我慢できなくなったら、脇のガードレールに体重かけて足をのばし、「あ゛あ゛あ゛、、」と情けない声を漏らしつつ、また歩き始める(この歩き出しがまじで辛い)。


、、と、そんな過酷な状況に突入した、戻りの銀座あたりで、「ほっほっ!」とか言いなから後ろ向いてバックで走るじじいに抜かされるww
何このじじい、、それ30km過ぎたとこでやるボケじゃねーだろ、、、
そのあまりに刺激の強いパフォーマンスに、「もしかして、後ろ向きで走ったら、楽なの、、?」と本気で思い、やってみようかどうか素で悩んでしまう自分にどっと疲れる。ねーよ。

銀座を越え、築地方面へ進む。歌舞伎座を抜け、並木をすり抜け(井上陽水/Tokyo)、
築地あたりで嫁を発見。半笑いピースすると、「今ムービー撮ってるから!」と、沿道を一緒に走り出した。
おお、そうかそうか、じゃあがんばって走らねば、と力を振り絞って走り、どうだい?撮れたかい?と横を見ると既に嫁はいなかったww はや!!

徐々に湾岸エリア的な雰囲気が強くなり、ギャラリーもかなり減った。
そして迎えた佃大橋、、ここが、本マラソン最強の鬼だった。寒風吹き荒ぶ中、殺伐としたアスファルトの上り坂が延々と続く。まめに立ち止まってストレッチしないとやってけん。

と、ふと横を見ると、大学時代のサークルの先輩である鈴江さんがいらっしゃる。
おお、奈々さんも出てたんスね!なんという奇遇、、と、声をかけようと思ったが、スタッフに囲まれ、お仕事ムード満開だったので泣く泣く自重、、 奈々さんお疲れ様っス

鬼の佃大橋を越え、だだっ広い湾岸エリアに入る。
初めて豊洲のららぽーとを見たが、そんなことはどうでもよかった。
何か沿道で、中高生くらいのアイドル的な女の子達が小さな特設ステージで歌ったり踊ったりしていたが、そんなこともどうでもよかった。

完走できるかもしれん、、と初めて前向きに思えたのは、40km過ぎて、ゴールの東京ビッグサイトがこの目で確認できた時。
あそこまで行けば全て終わりなのね、、と思うと肩の荷が大分下りた。

感 無 量

今までの道のりを思い起こし、軽く涙目。

ビッグサイトの脇まで来たぜおい、ゴールどこだよ。と思っていると、沿道の人が
「次の信号を右に曲がったらゴールだよ!」とナイスアドバイスをくれる。
次の信号?あと200mくらいだな、よし、走ろう!と最後の気合で走る。
あと100m、、  50m、、、  着いた!信号!右折!!
そこには、最後の直線トラックが広がっていた!!ってまだあるじゃねーかバカ!!ぬか喜ばせんな!!!

ラストの直線トラックの周りは、何やら賑やかな催し物と多くの観客で盛り上がっている。客席に座っている嫁も発見した。
どんな感じでゴールしようかな、、 そもそもの予定では、普通にそのままゴールする案と、軽快なスキップ&笑顔案などがあったのだが、ここで、ふと脳裏に、高校時代の体育の授業で学校の周りの山道を走らされた時、最後のゴール20mくらい手前からわざとらしく全力ダッシュして「そんなに力余ってるんなら真面目に走れバカ」と叱られた思い出がよぎり、何故か、何故か今それが無性にやりたくなって、ゴール手前でわざとらしく全力疾走、そのままゴーーーーーーーーーーーーーール。

地点名
Point
スプリット
Split
ラップ
Lap
通過時間
Time
5km00:39:00 09:49:00
10km01:12:160:33:1610:22:16
15km01:49:330:37:1710:59:33
20km02:35:370:46:0411:45:37
25km03:28:020:52:2512:38:02
30km04:19:160:51:1413:29:16
35km05:13:310:54:1514:23:31
40km06:13:331:00:0215:23:33
Finish06:37:290:23:5615:47:29


ああ、、終わった、、全てが終わった、、、 ありがとう東京マラソン。本当にありがとう。
その場でゼェゼェハァハァと立ち尽くす。

イメージでは、ここでスタッフがあたたかい上着を着せてくれて、本当にお疲れ様でした!!と一緒に休憩スペースまで連れて行ってくれる筈だったのだが、、 誰もこねぇ。
むしろ、さっさと進めよバカみたいな雰囲気すら漂っているので、あ、すいません、と前へ進み、そこから手続き的な感じで、でけぇポンチョを渡され、メダルをかけられ、、あれ?マッサージは?確か、完走したランナーは15分くらいの簡易マッサージを受けれるって話がどっかに書いてあったと思うんスけど、、

訳も分からず前へ前へと彷徨う中で、サロンパスを2枚受け取った。

そのまま、遥か遠くの荷物受取り所まで行って荷物をもらって、解散!!という感じだったのだが、結局、思えばゴールした後にあのくそ広いビッグサイトをぐるり周らされており、
「究極の地獄はゴールの後でした」という素敵なオチでもって私の東京マラソン2008は幕を閉じたのでした。。


いや待て。閉じてねーよ。
足が痛くてもう一歩も動けないので、駅まで行けません、、家に帰れません、、(涙)


嫁に体を支えてもらいながら、横浜までの直通バスとタクシーで帰りました。。
最後まで付き合ってくれた嫁には、この場を借りて深く御礼申し上げます。


翌朝、ベッドから全く立ち上がれなかったので、会社を休ませて頂きました。。
関係各位には、この場を借りて深くお詫び申し上げます。


そして、平日の有休にテンションが上がってしまい、その日、激痛を我慢して足を引きずりながら、こっそり関内の二郎に行きました。。
嫁には、この場を借りて深くお詫び申し上げます。


おしまい
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No.107 2008/02/27(Wed) 07:21
きょうの企画 | トラックバック:0 | コメント:7

[この記事へのコメント]
hayato[URL]
面白かった!
沖が走ったことで楽しい時間をすごさせてもらたよ。

おつかれさ~ん。
No.409 2008/02/27(Wed) 15:01[編集]

kumi[URL]
おっきーすごい!!
出てたのすごいし完走したんだね!!

えらいよ~

わし、家でみてたよ~
もっとしっかり見てみればよかった
No.410 2008/02/27(Wed) 20:57[編集]

かえるむ[URL]
いや~奮闘記楽しませてもらいました。

完走なんて想像もできんパラレルワールドな出来事です。

いつくるかもしれぬ旦那を沿道で待つ奥さん。それを見つけて笑顔を送る旦那。

ああ、おれもそんなステキな夫婦でありたい。あり続けたい!
No.411 2008/02/27(Wed) 22:25[編集]

はっしー[URL]
沖がマラソンというのが、じわじわオモロい。

ロサドハウスをハァハァ言いながら走った、体育の時間が生きたね。生きたのか?
No.412 2008/02/28(Thu) 09:31[編集]

管理[URL]
>hayatoさん
物凄くありがたいお言葉です(´;ω;`)ウッ…
走りながら逐一出来事を携帯でメモってた甲斐がありました。。

>kumi
完走率97.8%らしいけどね、、w
ちなみに私、奈々さんの約3分後にゴールしました。やっぱ先輩は立てないとね、、(汗)

>かえるむさん
前向きに妄想し過ぎですwww

>はっしー
いや、全く生きてないね(即答)
>じわじわオモロい。
だから、5回に分けて長々と書かせてもらったけど、結局出オチだからねw
俺がマラソンに出たってことで既にこの話はオチております。
No.413 2008/02/28(Thu) 18:25[編集]

isao[URL]
ああ、面白かった。
楽しい連載だったわ☆
完走したのね。
てか、完走率ってそんなに高いのね!

No.416 2008/03/01(Sat) 12:59[編集]

管理人[URL]
>isaoさん
あざす。
正直、リタイアするきっかけがなかなか掴めない、というのもあります。ダラダラと惰性で完走してしまうというかww
No.417 2008/03/02(Sun) 18:14[編集]

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